茨城県立図書館

県立図書館は８月に再開
震災で大きな被害を受け休館となっている茨城県立図書館は、補修工事の計画の見直しが完了して２９日から工事が始まり、８月後半にも再開出来る見通しとなりました。
水戸市にある茨城県立図書館は、東日本大震災で天井のパネルが落下するなど建物に大きな被害を受け地震の後休館となっていました。県は当初来月の再開を目指して補修工事を進める計画でしたがその過程で新たに空調の煙突の内側に貼られている煉瓦が崩れているのが見つかったため計画を見直していました。
新たな計画がこのほど完成して２９日から補修工事が始まり、図書館は８月後半にも再開出来る見通しとなりました。
県立図書館には６１万冊の蔵書がありますが震災で半数近くが棚から落ちてこのうち１３００冊はページが外れるなどの被害が出て修理が必要になっています。
図書館は８月の再開時に出来るだけ多くの本を貸し出せるように準備を進めていて２９日も女性職員らが専用ののりを使って外れたり破れたりしたページをはり合わせる作業を進めていました。
県立図書館の千葉一夫館内サービス課長は「やっと工事を始めることができてほっとしています。１日でも早く再開したいです」と話しています。
2011年06月29日　NHKからのコピーです。

詳細は茨城県立図書館ホームページで
http://www.lib.pref.ibaraki.jp/

茨城県庁の移転に伴い、茨城県議会議事堂が改修され、2001年3月に、旧図書館はこちらに移転し「新しい現代風図書館」として開館しました。広く快適なスペース，映像システムを備えた視聴覚ホール、館内視聴やインターネット等が利用できるブースが整備されています。
☆所在地；茨城県水戸市三の丸１丁目5-38　TEL029-221-5569　地図