写真は、個性豊かな飲食店や若者向け衣料品店などが並ぶくろばね商店会の案内パンフレット(左)と2月に創刊された「かわら版」
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水戸・くろばね商店会 |
手作りで情報発信 |
パンフやかわら版作製 |
水戸市の中心市街地にあるくろばね商店会(阿久津泰会長)は、「こだわりと気配り」をテーマに会の情報発信に力を入れている。各商店の魅力を満載した案内パンフレットを作製したほか、隔月発行のミニコミ紙「くろばねかわら版」を創刊。
全て会員によるてづくりによるもので「情報交換の場が広がれば」と期待を寄せている。 |
同商店会は一昨年7月に発足。会員は国道50号南町交差点から協同病院に抜ける裏通り沿いの飲食・衣料品店・ホテルなど約30店舗。「個性ある各店が結束して大企業に負けないチラシをつくろう」と、A4判、カラー26ページのPRパンフを2月上旬に百部製作。市内の銀行や病院などに配布した。
また、会員相互の交流を深めようと、A4判、カラー4ページのかわら版を2月下旬に創刊。地元作家のイラストを交えながら、各店が持つ技術力や知識などを広く紹介している。会員各店に五十部ずつ据え置き、二ヶ月に一回発行するという。 案内パンフのデザインを手がけ、かわら版の副編集長も勤める商店会の荒井京太さんは「地元の再発見につながるのでは」と期待。阿久津会長は「店をきれいにしなくてはとか、サービスを工夫してみようという声があがるようになったので、商店主の意識改革もすすみそう」と街の元気づくりに意欲を燃やしている。 (茨城新聞2002年3月14日付) |
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