偕楽園 2012/04/19 撮影;くろばね商店会「花留談木村功

左近の桜
左近の桜(さこんのさくら)

この桜は、天保2年(1831年)斉明夫人の登美宮(とみのみや)降嫁の折、仁孝天皇から京都御所の左近の桜の鉢植えを賜ったことにさかのぼります。

東京小石川の後楽園徳川邸に植えられたこの桜は、天保12年(1841年)弘道館の落成にあたり弘道館正庁玄関前に移植されました。

その後、初代、2代目は枯れてしまい、現在の桜は昭和38年(1963年)弘道館改修工事の完了を記念して茨城県が宮内庁より京都御所の左近の桜の系統(樹齢7年)を受領し、弘道館と偕楽園に植えたものです。

ヤマザクラの一種の白山桜(しろやまざくら)で、幹の周囲は3.84m、高さは約16mです。

 --- 偕楽園説明板より --- 

8割がた散ってしまいましたが、葉桜も美しいやまざくら
つい先日まで賑やかだった梅林
これからは、新緑と梅の実で楽しめます。↓
二季桜↓

残念ながらチョット遅かったようで、ほとんど散ってしまいました。
満開時は豪快に咲く古木ですが、今残った、やさしい一輪一輪の花を見る事ができます。

常磐神社境内の桜↓


樹齢75〜80年の老木 ソメイヨシノ

この境内の桜(ソメイヨシノ)は大正10年頃の植栽で、樹齢は75年から80年を超える県内でも数少ない老木です。
奉納された室田義文氏は水戸の出身で伊藤博文公がハルピン駅頭で遭難された時の主席随員であった。  平成8年3月
---常磐神社境内案内板より---

右端にある、推定樹齢120年の「シダレザクラ」


今回は、完全に散った後になってしまいました。

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くろばね商店会